2012/06/25

海外のカンファレンスで感じたこと3つの変化

海外カンファレンスに出る理由

allWebクリエイター塾の講師の菊池です。今年は積極的に海外カンファレンスに出席しています。どうして参加しているのか?
理由は参加する前に今年のカンファレンスのセッション内容を幾つも見たのですが、「Future of〜」と未来について語るセッションが目立つのが特徴でした。Webがパラダイムシフトを起こしているのを感じているのかなと感じるセッション名でした。これが海外カンファレンス参加へと突き動かした一番の理由です。


海外のカンファレンスで感じたこと
  1. Webアプリの話題がとにかく多い。
  2. デザイナーだけどプログラミングができる人が増えている。
  3. Webを別のものとして捉えている。

1,Webアプリの話題がとにかく多い。

とにかく今年のカンファレンスの話題で多いのが、Webアプリの話題です。作成方法についてネイティブアプリとのギャップを埋める為の技術にフォーカスしたセッションがおおかったです。ギャップとは、ブラウザからデバイスへのアクセス(Device API)やパフォーマンス、オフライン技術です。OSの種類が多い欧米では更新にコストのかかるネイティブアプリよりカンタンに更新ができるWebアプリの方が注目を浴びているようです。

2,デザイナーだけどプログラミングができる人が増えている。

参加して周りの参加者を見渡すと20代の前半の人が多いのが印象的なのですが。特に印象的だったのは真っ赤に髪をそめた10代ぐらいの女性が、ふつうにJavaScript をバリバリ記述してたり。CSSを記述するときは半数異常がCSSのプリプロセッサである「LESS」と「SASS」を当たり前のように記述していることが驚きです。スピーカーの属性の質問に対してデザインもするけどプログラミングもできると答える人が多いのが特徴でした。

3,Webを全く別のものとして捉えている。

Webをプリントとは違うということを強調するセッションが多く、平然と全く新しいワークフローや考え方がポンポンとでてきていました。芯までWebを別モノとして捉えられているような印象です。

海外カンファレンスへ参加して良かったか

これは、「良かった」との一言です。やはり別の視点や海外の動向を知っておくことは、
気付かされる事が多かったし、Webの未来の方向性を知ることができて良かったです。自分の進むべき道というかがわかりました。


今年の海外カンファレンスへの参加予定

今年は、未だ他にも2つ以上のカンファレンスの予定を残していますが、トータルで50以上の海外セッションに出席する予定にしています。昨年までは、海外のカンファレンスに全くといっていいほど参加していなかったので異常な数かもしれません。「Web Directions Code」(豪)「Web Directions workshop」(豪)、「An Event Apart」(米)、「Web Directions South」(豪)、「dconstruct」(英)が今年の参加済み、参加予定のカンファレンスになります。




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