2014/05/30

Googleは レスポンシブWebデザイン を理解しているかもしれない

Google がウェブ担当者向けに提供しているツールの1つに「ウェブマスターツール」というものがあります。このツールに機能が追加され、Googleのロボットがどのようにウェブサイトをみているのかを検証できるようになりました。これによりGoogleのロボットがどこまで情報を読みこんでいて理解しているのかも予想がつくようになりました。では実際にどのように見えるのか、どこまで読み込んでいるのかを紹介しましょう。

実際につかってみよう

ツールを利用して検証してみましょう。
まず最初にGoogleのアカウントを取得して、「ウェブマスターツール」でウェブサイトを登録しておきましょう。登録方法についてはGoogleのページを参考してみてください。

ウェブマスターツールで自分が管理しているウェブサイトのダッシュボードを表示してみましょう。
ここではallWebクリエイター塾のサイトを開きます。

ウェブマスターツールのダッシュボード

Fetch as Googlを開く

左のナビゲーションメニューから「クロール」を選択します

左ナビゲーション
クロールをクリックして展開します

レンダリングを検証したいURLを挿入します

モバイルかデスクトップかを選択します

「取得してレンダリング」を押します

しばらく経つと完了して「ステータス」が完了と表示され、正しく読み込みが完了したことを意味します。

結果

allWebクリエイター塾のサイトの場合は、デスクトップ版もモバイル版もウェブサイト全体が表示されます

デスクトップ

デスクトップでみた場合の表示

モバイル

スマートフォンでみた場合の表示

エラーやブロックの表示

エラーやrobots.txtでのブロック、リダイレクトが発生している場合下記のメッセージが表示されます。早目に修正するようにしましょう。

  • 「エラー」は、全く閲覧できなかったことを意味します。これは致命的です。
  • 「一部分」は部分的にはよみこまれたことを意味します。これはかなり重症です。
  • 「リダイレクト」はモバイルからデスクトップ、もしくはデスクトップからモバイルへリダイレクトされたことを意味します。

GoogleはCSSとJavaScriptの取得やブロックについての方針が記載されていますので、あわせて読みましょう

場合によっては、レンダリング時の処理が完全にはうまくいかないこともあり、皆様のサイトの検索結果に影響を及ぼす可能性があります。その場合の考えられる原因と、その問題の回避方法(可能な場合)の例を以下にご紹介いたします。

  • 別々のファイルにある JavaScript や CSS などのリソースが(robots.txt などにより)Googlebot をブロックしている場合、Google のインデクシング システムは、そのサイトを一般ユーザーと同様には認識できません。皆様のコンテンツをインデックス登録できるように JavaScript や CSS の取得を Googlebot に許可することをおすすめします。
    これは、モバイル向けのウェブサイトでは特に重要です。あるページがモバイル向けに最適化されているかを Google のアルゴリズムが識別するうえで、CSS や JavaScript などの外部リソースが必要になるためです。
  • ウェブ サーバーが一定数のクロール リクエストを処理できない場合、ページをレンダリングする Google の機能に影響を及ぼす可能性があります。
    Google がページをレンダリングできるかどうかを確認したい場合は、ご利用のサーバーでリソースのクロール リクエストを処理できるかどうかをご確認ください。
  • 常に有効なのは、JavaScript 非対応の環境にも対応しておくことです。この方法を使えば、ユーザーのブラウザが互換性のある JavaScript を実装していなくてもコンテンツを表示できます。
    JavaScript が無効またはオフになっていても、JavaScript をまだ実行できない検索エンジンでも大丈夫です。
  • 場合によっては、JavaScript が複雑すぎたり特殊すぎたりして、Google で実行できないこともあります。このような場合は、ページを完全に正しくレンダリングすることはできません。

JavaScript によっては、コンテンツを追加するのではなく削除するものもあります。こういった場合、コンテンツのインデックス登録はできなくなってしまいます。

GoogleはCSSもJSもみている

上記のように「GoogleはCSSとJSをブロックするな」としています。つまり、GoogleはCSSとJSの内容を検索順位結果を決定するアルゴリズムの可能性が高いことがわかります。以前はHTMLのテキストのみしか見ていないという意見もありましたが、どうやら現状は違うようです。

Googleがどんなアルゴリズムを持っているのか正確にはわかりませんが、CSSとJSを正しく記述することと、robots.txt などでファイルをブロックしないことは非常に大切なことです。